- 西成の鉄板焼きホルモン「やまき」って何?
- 大阪市の西成区とはどんなところ?
- 西成の鉄板焼きホルモン「やまき」のメニュー
- 西成の鉄板焼きホルモン「やまき」の注文方法
- 西成の鉄板焼きホルモン「やまき」のルール
- 西成の鉄板焼きホルモン「やまき」の支払方法
- 西成の鉄板焼きホルモン「やまき」の営業時間
- 西成の鉄板焼きホルモン「やまき」へ行くときのアドバイス
- 西成の鉄板焼きホルモン「やまき」への道順
- 百聞は一見にしかず(youtubeリンク)
- 西成の鉄板焼きホルモン「やまき」を再現してみます
- 前夜にタレを仕込みました
- ホルモンも下処理をしました
- まずはバーベキューの準備です
- 西成の鉄板焼きホルモン「やまき」の鉄板の代用はこちら
- 西成の鉄板焼きホルモン「やまき」の調理開始です
- 西成の鉄板焼きホルモン「やまき」を再現してみた:まとめ
西成の鉄板焼きホルモン「やまき」って何?
TEAM WEBRIDが「やまき」を知ったのはYoutubeがきっかけでした。
そこには、何とも言えないおいしそうなホルモンやレバーの映像が。
そこで、色々とリサーチしていくと界隈ではかなりの有名店であることがわかりました。
西成とは、大阪府の大阪市を構成する24行政区のうちのひとつです。
その西成区にある鉄板焼きホルモン店の名前が「やまき」といいます。
お店というよりは屋台のようなたたずまいです。
店長が鉄板の上で調理したものを、その鉄板をコの字型に囲ったお客さんたちが鉄板からつまんで食べるというスタイル。
椅子もありません。
立ちのみホルモン居酒屋と分類すべきでしょうか。
今回の記事では、「やまき」の情報、および、食べに行くことができない人たちのために、家庭での再現方法もレポートします。
大阪市の西成区とはどんなところ?
西成区は、山などはなくおおむね平坦な地形で、木造アパートや工場などが多く、住宅地と工業地区が混在した下町です。
「あいりん」と呼ばれる地区は、西成区の北東部の萩之茶屋付近にあり、かつては日雇い労働者の町として知られていました。
しかし、バブル崩壊後は公共事業の縮小などで仕事が減り、ホームレスになる人が増えてしまいました。
新今宮駅の付近は、1961年ころから2008年にかけて日雇い労働者集団が西成警察署を襲撃するという暴動などが24回も発生しており、マイナスイメージが強くもたれています。
しかし最近は、
などの観光資源に恵まれ、海外からのバックパッカーで賑わっています。
とは言え、外国人に人気なだけであり、周囲の日本人からは、わかりやすく言うと「治安が悪い場所」というイメージは未だに強く残っています。
西成の鉄板焼きホルモン「やまき」のメニュー
※正式にはキクアブラと呼ばれています。
茹で上がった姿が菊の花に似ていることが由来のようです。
売り切れの場合あり、扱う量が少ないようです。
これらは税込みの金額です。
とてもリーズナブル。
なお、令和元年10月の消費税増税前(消費税8%時代)は、一串70円でした。
驚きの値段です。
西成の鉄板焼きホルモン「やまき」の注文方法
飲み物
ドリンクは、店主に声をかけると手渡ししてくれます。
キリンください!
アサヒひとつ!
みたいな感じでオッケーです。
ひとつ飲み干して、おかわりが欲しい時も同様です。
飲み干した空き缶(瓶)はそのまま手元のカウンターに置いたままにします。
勘定のときの参考になります。
食べ物
ホルモンは焼きあがった串刺しホルモンが鉄板の上に並べられています。
それを勝手に取って食べるだけです。
食べるときは、四隅に置かれているバットに入っているタレにつけて食べます。
タレがポタポタ落ちるので服を汚さないように気をつけてください。
中央に並べられているものは、焼いている途中なので取らないように。
鉄板の周囲にキレイに並べられているものは、焼けたから食べていいよというサインです。
不安だったら、他のお客さんが取ったホルモンの横に並んでいるホルモンをとれば間違いありません。
食べ終えた串は、缶(瓶)と同様にそこら辺に捨てないでください。
お勘定の際の参考になります。
串は、飲み物を一本飲みきるまでは、缶(瓶)の上に置いておき、飲み物2本目に進んだら、空いた缶(瓶)に差しておくのがみんなのスタイルです。
レバーやアブラについては、店主に声をかけます。
レバーひとつ!
みたいな感じで大丈夫です。
白い容器に、焼きあがったレバーを一口サイズに切って取り分けてくれます。
この際、レバー用の串が一本ついてきます。
レバーを2人前注文した時は、串が2本ついてきます。
お勘定の参考になりますね。
西成の鉄板焼きホルモン「やまき」のルール
タレの二度づけ禁止です。
衛生的にも当然ですね。
また、食べ終わったらさっさと場所を空けましょう。
人気店のため、鉄板の周囲に入れず待っているお客さんも多くいます。
薄利多売で頑張っている店主に迷惑をかけないように。
西成の鉄板焼きホルモン「やまき」の支払方法
支払いは店主に
おあいそして!
と声をかければ大丈夫。
目の前の缶の数、串の数をもとに、何円支払えばよいか教えてくれます。
西成の鉄板焼きホルモン「やまき」の営業時間
※季節により変動あり
※雨天により変動あり
月曜日 14時から21時
火曜日 14時から21時
水曜日 14時から21時
木曜日 14時から21時
金曜日 14時から21時
土曜日 11時から21時
日曜日 11時から21時
西成の鉄板焼きホルモン「やまき」へ行くときのアドバイス
次のことに注意しておけば大丈夫です。
西成の鉄板焼きホルモン「やまき」への道順
JR新今宮駅の東口(通天閣口)(東出口)へ進みます。
改札を背にして道路を右へ進みます。
太子交差点で横断歩道を直進。
しばらく道なりに歩くと地下鉄御堂筋線動物園前駅9番出口の横を通ります。
地下鉄で行く人は、9番出口を背にして道なりに進みます。
関西で有名な激安スーパー「スーパー玉出」の前を通過してすぐの道を右折するとやまきに到着です。
実際に行くときは、google mapで目指してください。
百聞は一見にしかず(youtubeリンク)
こちらがTEAM WEBRIDのメンバーが西成の鉄板焼きホルモン「やまき」を知るきっかけになった動画です。
増税前の動画のため、串が一本70円の時代です。
ケニチ(kenichi)さんのチャンネルになります。
「せんべろ」という表現を使われていますが、1,000円でベロベロに酔えるという意味です。
魅力的なキーワードです。
西成の鉄板焼きホルモン「やまき」を再現してみます
大阪に行けない人のために、家庭でできる再現方法を試してみます。
今回はバーベキュースタイルでの再現ですが、換気扇の下であればマンションなどでも可能です。
それではやってみます。
前夜にタレを仕込みました
タレの分量です。
これを鍋にかけ、ひと煮立ちさせておきます。
焼くときに、かけながら焼くためのかけダレと漬けダレの2種類必要です。
漬けダレ用に、にんにくをミキサーにかけました。
今回は5粒にしてみました。
にんにくだけだと、ミキサーの中でうまくにんにくが細かくなりません。
タレを少し加えるとうまくいきます。
瓶に小分けしておきます。
にんいくの強烈な匂いが台所に充満します。
ホルモンも下処理をしました
塩を少々入れた鍋で5分間程度、加熱をしてみました。
ここは好みでしょうか。
生のホルモンだとあまりにもアブラだらけになってしまうため下処理をしました。
やまきのホルモンも下茹でをしているようです。
やまきの味に近づけたい人は、手間がかかっても下茹でをする方がベターです。
まずはバーベキューの準備です
”火おこし”にとりかかります。
バーベキューの炭の火おこしと言えば、こちらのアイテム。
チャコールスターターです。
まだ使ったことがなく、炭の”火おこし”に労力と時間を使っている方は一度使ってみてください。
チャコールスターターについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
西成の鉄板焼きホルモン「やまき」の鉄板の代用はこちら
やまきにあるような大きな鉄板の代わりに、今回はこちらのスキレットを使用します。
フライパンなどを炭火にかけてしまうと、使い物にならなくなってしまうので注意してください。
タレ用のバットのかわりは、こちらのスキレットを使用しました。
西成の鉄板焼きホルモン「やまき」の調理開始です
まずはタレから。
動画にあるように、調理直前に一味を投入しました。
焼くとき用のタレとは別に、漬けて食べるように、にんにくと一味を追加したものになります。
あとは、動画のようにタレをかけながら焼いていきます。
ホルモンのようすです。
漬ける用のタレにくぐらせます。
最高にうまい。
続いて、レバーも焼いていきます。
なお、レバーは焼く直前に水でしっかりと洗い流しました。
動画のように、コテで一口サイズに切り分けます。
焼きあがりました。
ホルモン同様に、タレにくぐらせます。
西成の鉄板焼きホルモン「やまき」を再現してみた:まとめ
言うまでもありませんが、大成功です。
見た目どおり、最高の味です。
ビール、レモンチューハイ、ともに試しましたが、どちらも止まりません。
興味を持った方はぜひ試してみてください。
にんにくの香りがすごいことになるので、屋内で行う場合は、換気扇必須です。
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