この記事を読んだらわかること
こんにちは、TEAM WEBRIDです。
今回は、交渉相手に、その通りと思わせる交渉術についてレポートします。
この交渉術(会話術)は、ビジネスに限らず、様々な場面で有効な会話術です。
旦那さんが奥さんに対して、お願い事をするときにも役立ちます。
わかりやすい事例を並べた後に、解説します。
今回の記事を読むことで、相手に「イエス」と言わせるための交渉術が身につきます。
事例1 オー〇バックスでのやりとり
もう年の瀬かー、そろそろ冬本番ですねー
そうだね
昨日から急に寒くなりましたね
そうだね
来週からは寒波も来るみたいですよ!
ニュース見たよ、だから、何?
スタッドレスタイヤへの交換作業が殺到します、従業員を増員しませんか?
これは、週末の忙しさに向けて、従業員を増やしたい店員が3Y交渉術を利用した実例です。
店員とすれば、忙しさに対して従業員を増員したい立場です。
しかし、店長とすれば、従業員を増やすことで、時間外勤務手当の支給など、必要経費がかさむため、できれば増員したくない立場です。
ただ、従業員を増やさずにいると、ピット作業の待ち時間は長くなり、お客の満足度を下げる結果にもなりかねません。
つまり、店長も、忙しいのであれば、従業員を増やすべきだということにはまんざらでもない考えです。
それよりも、問題点は、週末のお客が増えるかどうかという見込み予測です。
交渉する側の店員からすれば、店長に、
確かにそれなら忙しくなるね!
と思わせれば良いわけです。
事例2 ホームセンターでのやりとり
そろそろ梅雨の時期ですねー
そうだね
自転車の傘さし運転って法律で禁止されましたねー
そうだね
天気予報、週明けからずっと雨マーク
だねー、ところで、何?
カッパの在庫増やしませんか?
解説
それぞれの会話の流れから、ノーと言える店長はなかなかのツワモノだと思われます。
普通の人であれば、きちんとした論理や事実に3回イエスと言わせたら交渉術は成功です。
よっぽどのことがない限り、こちらの主張にノーとは言えません。
なぜならその主張に至る3つもの論理に同意しているからです。
あなたが何かを主張するときも、それなりの理由があるからでしょう。
その理由を3つ選んでください。
逆に3つ選べないようであれば、あなたの主張が正しいのかを疑う必要があるかもしれません。
その3つの理由に対して、交渉相手がイエスと答えるような質問をそれぞれ1つずつ作ってください。
あとは、その3つの質問を順番に出し、3回イエスと言わせたら勝ちです。
アドバイス
3つの質問をし、3回のイエスが出なかったときは、主張は出さずに交渉を終えましょう。
あなたが選んだ3つの理由が選定ミスです。
もしくは、事実に基づいていないためにイエスと言えない、または、そもそも価値観が違う(価値観に左右される論理である)ことがイエスを導き出せなかった理由でしょう。
主張を変えるか、3つの論理を練り直してください。
【3分で読める交渉術】営業に必要なのは”3つのY”【ビジネス力】のまとめ
相手にイエスと言わせるための会話の展開について解説しました。
ちなみに、交渉術の「3Y」とは、言うまでもなく「3つのYES」の「3Y」です。
「主張(結果)」までのプロセスを「3つの理論でリンクする」交渉術でした。
交渉相手に、その通りと思わす交渉術 、ぜひ、お試しください。
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